2020年7月13日月曜日

こどものレッスン感想2 〜脳性麻痺・触れられるだけで大泣きから自発的にレッスンできる様に〜


京都・愛知でフェルデンクライスを通してこどもの運動発達をサポートししているakariです。
生まれつき発達に障がいがある、病名はついてないけど発達に遅れがあり気になっている...でも何をしたらいいか分からない、何かしてあげたいけど、こどもにとって何がいいんだろう...?

そんなお子さまに向けて、”身体の動き”からその子の発育をより良くサポートをしています。

”身体の動き”は人間の発達の土台です。

優しく押し付けじゃないタッチでその子の動きのバリエーションを増やし、
自発的に使えるものへと導いていきます。

少しづつの変化の積み重ねで、『不可能も可能に!!』

今回は、レッスンの大半は泣いていた子が徐々に触れられる心地よさや自分で動く楽しさを知り変化していった様子をご紹介します。


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「こどものレッスン感想2

〜脳性麻痺・触れられるだけで大泣きから自発的にレッスンできる様に〜」




レッスン開始:2017年12月〜
年齢:スタート時 1才9ヶ月 女の子
レッスン頻度:月4回

症状:脳性麻痺による体幹機能障害

(8ヶ月検診で他の子より動きが遅れており、神経内科の紹介を受ける、MRIで所見見られませんでしたが、体の固さが目立ったので、神経内科よりヨゼフ医療福祉センターを紹介され、そこで脳性麻痺と診断される。)

回答者:母




1.フェルデンクライスをはじめようと思ったきっかけを教えてください。


子供が脳性マヒで歩行困難やその他の動きにも制限があり、
少しでも色々なことができるようになると思ったからです。

きっかけは脳性まひの子供を持つママ友からの紹介でした。
子供が色々な分野の方との出会いを持って、
沢山の人と繋がる楽しさを感じれる子になって欲しいなという想いもありました。




2.レッスンを受けてみて、最初と比べてどんなことが良くなりましたか。


もともと体を触られることを過剰に嫌がる子だったのですが、
今はレッスンで体に先生が触っても嫌がることはなく、楽しそうにしています。

歩けないながらも親が体を支えて、
足を前に進めることが出来るのですが、はさみ足になってうまく足を前に出しにくい傾向があります。

レッスン後は明らかに足を交互に前に出しやすくなっているのが分かります。

最初はレッスンも泣きながら何をされているのか分からない状態で受けされられているような感じでしたが、
今はレッスンを受けているという意識を持って出来るようになりました。





3.レッスンを受けているお子さんの様子はいかがですか。


楽しそうにしています。

泣くことも多かったですが、先生が根気よく関わってくれているので、
本人も心を許せて楽しめるようになったと感じます。




4.これからはじめようと思っている方へメッセージ


うちのような肢体不自由の子だけではなく、
コミュニケーションに悩みを抱えてくれている方にもリラックスして、
楽しめて学べる場になると思います。




5.ろじのあかりの先生達の印象はいかがですか。


先にも書いてますが、根気よく関わってくださいますし、
お二人とも優しい先生なので、
安心してレッスンを受け続けられます。





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【akari追記】

最初会った際は、触れるだけで大泣きしている状態でしたが、
段々と痛いことをされないんだということに本人も気がつき、
毎回楽しみながらレッスンできる様になっていきました。

自分で自発的に好きな動きにチャレンジしたりと自主的になってきましたね。

毎回レッスン後は身体の動きが滑らかに。
これからどんどんできることが増えていくといいね。

一緒にがんばりましょう。



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