明日から二日間、湊真里先生の『子供の運動発達アドバンスセミナー』に参加してきます。
去年の9月から、2ヶ月に1回始まったセミナーも早いもので5回目となりました。
参加する中で初めて出会うお子さんとの経験がとても勉強になっています。
そんなきっかけもあり、路地のアカリにもお子さんが定期的に通うようになってくれました。
一人の2歳の女の子Sちゃんは、最初来た時は体が硬く、手を上げたり、バランスを取ることやハイハイ、立つことも難しい状態でした。
特に脳に大きな問題があるわけではないのですが、身を固めて手や足先も丸くなってしまう感じです。
仰向けの姿勢も嫌がってしまい、レッスンも最初はあまりできませんでしたが、毎週通ってくれるようになって、3ヶ月程すると、自然と手が伸びるようになったり、身体を分化して使えるようになって来ました。
不思議なことに急に言葉もたくさん話せるようになって来ました。
身体の不必要な力がとれ、防衛反応がなくなると、自然とコミュニケーション能力も広がっていくことを一緒に体験させてもらっています。
また最近は自分でつかまり立ちをしたり、お母さんの手を借りながら歩きだすようになりました。
5ヶ月間かけて、様々なレッスンをして来ました。足を立てて骨盤をあげて、立つときに類似した姿勢を感じてもらったり、筋肉の緊張をとるために、足の指やふくらはぎなどから優しく緩めていったり、坐骨を感じさせて左右の体重移動の仕方を教えたり、腕の伸ばし方や体全体の伸展と屈曲etc....様々なことを自分で統合して、自ら動きとして引き出してくれたことにとても感動しています。
フェルデンクライスのレッスンにマニュアルはありません。
子供の運動発達の過程を大事にしながらも、やはりその都度感覚でその子に必要なことをしていきます。
一人の子に向き合う時間をとても大切にしています。
毎回お母さんの了承を得てビデオを撮影させてもらい、見比べて、次に何が必要か話し合いながらレッスンを進めています。
下の猫ちゃんクリップ↓は、Sちゃんの指がもっと使えるようになるために用意してみたものです。
結局あまり気に入らず使ってもらえませんでしたが、、、
(自宅の食べ物保存用などに大活躍してくれていますよ^^)
これからのSちゃんの成長も一緒にゆっくりじっくりサポートさせてくださいね!
話が逸れてしまいましたが;、そう、明日は東京のセミナー!!
真里先生は20年間レッスンされていて、様々な奇跡的体験をされています。
幼稚園だった子が大学生になったり、中学生になったり、どんどん成長する中で、確実にレッスンのおかげでその子の選択肢が広がっています。
そういった体験談も踏まえて、フェルデンクライスのレッスンの良さが分かっていただける資料も作っていけたらと思っています。
全ての子供達の可能性は無限大です〜〜☆
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