こんにちは!京都でフェルデンクライスをしているアカリです。
インターネットでもニュースを知ることのできる時代ですが、
敢えて、"新聞"で"文字を読む"ことが、今はとても気に入っています。
毎日少しづつ読める小説に夢中になったりもしています。
お気に入りの記事をスクラップして、ノートに集めるという、
マメっぷりも発揮しています。
そんな中、今朝の日経『日曜に考える -こころの健康学-』の分野に、
おもしろい記事が載っていたのでご紹介させていただきます。
以下 抜粋
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大学入試センター試験の後、問題と回答が新聞各紙に掲載された。
私もちょっと目を通したが、ほとんど答えられない。
医師として社会に出てからは、大学入試で必要になる理科や数学を使うことはなかったからやむを得ない。
それなら、なんであのような難しい勉強をしないといけないのか疑問に思えるかもしれない。
しかし、ちゃんと意味がある。
分野が違っても、基本的な思考過程には共通する部分が多いからだ。
ある物理の教師は、天体の動きについて説明しながら、それが真実だと証明されているわけではないと言った。
しかし、その理論を使うと現実の現象をもっともムダがなく美しく説明できる。
その美しさに惹かれて物理を勉強しているのだと話していた。
じつは、ムダのない美しさという視点は、こころの健康を考えるときにも大切だ。
脳科学や心理学が進歩しても、こころの動きはわからないことだらけ。
だから、こころを健康にする手立てについても、いろいろなアプローチがあたかも真実のように語られる。
どれを選べばいいか迷うかもしれない。
そういうときには、自分の目から見てムダなく美しい理論や手法を選ぶと失敗が少ない。
このように、私たちは、若い頃の勉強を通して多くのことを学んでいるのだ。
(認知行動療法研修開発センター 大野裕)
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わたしが関心を抱いたのは、科学が進歩しても、
`ひとのこころ`の動きはやはりわからないことだらけだということです。
正解がないということがただ一つの事実。
一見、実生活には役に立たないと思えるような、学びの中から、
私達は様々な選択の思考や感覚を身に付けてきたのですね。
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