2016年2月11日木曜日

色メガネを外そう!


この絵は何にみえますか?


世界的に有名な「星の王子さま」の冒頭にでてくる絵

知っている人は、その記憶は片隅にして
あらためて見ることはできますか?

あらためてみると、何にみえますか?

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フェルデンクライスもその仕事を認め、影響を受けたという
催眠術療法で有名な心理学者のミルトン・エリクソンは、
生徒への教えの際にこう言いました。

「なんでも外見どおりってわけじゃない」

また、ミルトンエリクソンの有名な治療にこんな事例があります(※1)。

頭と片方の親指以外、麻痺に陥り人生を呪いやる気を失った男性に、
「親指を動かさないなんて君はなんて怠慢なんだ」と叱責したという。

そこにはきちんと理由があった。

『親指は体の骨につながっている、それらの骨も別の骨につながっている』

その後、男性は人差し指、腕と動かせるようになり、仕事に就けるようにもなった。
ただ完治はせず、たまに数日〜数週間ベットで寝たきりになった。
しかし男性はこれを自分の中でたまにとれる「休暇」とみなせる程に回復していた。

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冒頭の絵に関しても、
「大人は帽子としかいわないけど、子供の心があれば、ぞうを飲み込んだうわばみに見えるんでしょ」
と決め付けず、
他の答えがあってもいい

(あなたは何にみえました?面白い答えがみつかったらこっそり教えてください^^
よくわからない人は一度「星の王子さま」読んでみてくださいね)

学びのプロセスというのは
遊び心に満ちた楽しいものだから

−既成概念だけでは誰も助けられない−

その人自身が考えを導き出せるように

フェルデンクライスではそれを大切にしています。





※1「ミルトン・エリクソン心理療法」より
フェルデンクライスは”動き”で、ミルトンエリクソンは”言葉”で同じことを目指していた。
ということで、現在読んでいる本の事例から。
つながってるんだな〜と感動しつつ、常に自分に問いかけていかなくてはいけない課題でもあります。



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