2015年12月28日月曜日

フェルデンクライスティーチャーズコースお手伝い

こんばんは!

京都西陣でフェルデンクライスをしているアカリです^ ^

今、川崎で行われているフェルデンクライスティーチャーズコースのお手伝いにきています!

前々回のブログでご案内していた、フェルデンクライス概要説明のブログ更新は現在作成中なので少々お待ちくださいね。

私はこちらのコースで四年間学ばせてもらい、資格を取得しました。
フェルデンクライスアカデミーワイズグループ
受講生のみなさまが快適に学べるよう、環境整備や内容の記録などお手伝いをさせてもらっています。

一年のうちに、約二週間、春、夏、冬と学びます。

何をそんなに?!と言われたりしますが、非常に奥が深いんですよ。

そんなティーチャーズコースのとある1日をご紹介(^^)

朝10:00〜一時間程、ATM、アウェアネススルームーブメントをしました。先生の声掛けで各々が楽な姿勢で心地よく、自分で動きを探索していきます。

テーマは「かかとを動かして、腓骨を分化させていく」でした。

右側だけ言葉掛けに沿って行い、身体の変化を感じます。
その後三人グループにわかれて、1人が先生で2人に反対側のレッスンを即興で行います。
急にやれと言われると、工程を追ってしまうけど、「何をしたか」ではなく、生徒をよく観察して「必要な声掛けができるか」が大切です。
コミュニケーションもそうですよね。話したいことを話し続けるより、その場で相手をみて感じて話した方が、相手は心地よい。

そして、この観察力はFI ファンクショナル インティグレーション という先生が手で動きを誘導するときにも、大変重要なことになります。

人のパターンは千差万別で、同じパターンはあり得ないから。
まずはATMで自分の身体を知り、十分柔らかくして組織化させ、FIを行います。
相手にもこちらの姿勢によって伝わり方が異なってきます。

柔らかい手の動きのできる先生の身体の統合は素晴らしく、驚かされます。

その後、お昼からはFIをペアで練習します。
内容はATMでした動きを手で伝えることを学びます。このつながりがまた面白いです!
ATMで動きを感じられていると、自分がFIをするときに役に立つんですね。

まずは、先生のデモンストレーションをみて、説明を受けてから、開始します。

この時も、自分の思い込みは捨て、ペアになった人の身体の動きを手で十分に感じながら行います。
かかとの動きですが、腓骨を通して膝や股関節、背骨、頭まで伝わります。
かかとを動かしながら、他の部分の動きも見るようにします。

生徒役の時の感覚も、FIをするときに役立ちます。

一連の施術のあと、歩いた時の身体の変化の感覚をみます。
わたしは、FIをした側の身体が軽く、足の支える場所がより中心に近い感じがしました。

こんな感じで先生の指導を交えながら、気付くと16:30頃。

1日の講義終了です^ ^

帰るときの自分の足取りの軽さ、いつもと違う身体の感覚には毎回感動します。

このように、身体で覚えていくので、細かい理屈はあまり勉強しません。
知識が多すぎると、決めつけてしまってかえって良くないこともありますからね。

こんなシンプルなことで、こんなに変わるんだと気になったので、調べてみると、、、

ヒザから足首までは、脛骨と腓骨の二本の骨でできています。
脛骨は真ん中の太い骨で、体重を支える役割をしています。
腓骨は外側の細い骨で、足の動きの多様性を生み出しています。
これが機能していないと、体の中心でバランスを取ることができなくなってしまったり、O脚や疲れにくい身体になるみたいなんです。

腓骨を分化させることで、より身体の中心軸をもてるようになることにつながるんです。

それを説明なしに、身体で感じる。

どうですか?深いけど面白いでしょ☆

そして何よりすごいのが、この4年間のプログラムです。
海外のフェルデンクライスプロフェッショナルの先生方が、人間の学びに沿って、レッスンのプログラムを構築してくれてるんです。
感じること、気付き、身体の分化、統合、寝返り、目の動き、声のレッスン、うつ伏せ、四つん這い、転がる 、環境  、イメージ  etc...

最初は何が何だか分からず受けてるんですが、終わって改めてこの素晴らしさを実感するんですね。お母さんが実はとても考えて、わたしを育ててくれたのを親になって初めて感じるかんじかな。

そんなコースに学びに来てるみなさんのお手伝いが出来てるのは本当幸せなこと☆
ありがとうございます(^_^)♪


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