2018年9月3日月曜日

発達障がい児とのワークショップに参加して☆

先日、8/27, 28はメキシコからマリルぺ先生を招いて「発達障がい児とのワーク基本要素」が京都にて開催されました。

マリルペ先生は理学療法士として長年たくさんのお子さんと関わって来た経験を持ちます。フェルデンクライス・メソッドを用いて、多くの発達障がい児とその親御さんに指導を重ねてきました。

その方法を実際にビデオで拝見することもでき、とても勉強になりました。
また熱心に質問にも答えてくださり、ケースバイケースのレッスンの中、有効な方法もご指導いただけました。

フェルデンクライス・メソッドは何か特定の動きができるように指導するものではなく、
その子の人生がより”豊か”になるようにアプローチするものです。
時には、理学療法の中では、その子にとって失礼に値することをしている場合もあります。(できないことを無理にさせたり、力づくで動きを教えるetc...)

フェルデンクライス・メソッドには決まりがない為、本当にその子にとって今大切なことをします。できないことを無理強いすることはありません。
その子を”感じる”ことを大切にします。

もちろん簡単なことではないですし、すぐに変化が現れない場合もあります。
でも確実にそのように一人の人間として繋がり合う経験は、その子にとってかけがえのないものになるはずです。
長い目で見てレッスンをしていくことも大切です。

一人の人の"人生"と関わる。本当にかけがえのない仕事だと感じています。

一回一回のレッスンを大切にその子の学びを感じとり、広げていけたらと思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿