2016年4月25日月曜日

お知らせ♩ 

こんばんは。
京都フェルデンクライス 路地のアカリ です♩

明日4/26(火)〜4/30(土)まで川崎で行われている
ティーチャーズ養成コースのお手伝いに行くため不在となります。

5期生のみなさんは今回のセグメントで4年の学びを終え、
晴れてフェルデンクライスプラクティショナーとなります。

養成コースの歴史も早20年となるのですね〜

生徒のみなさんがレッスンに集中できる様に、また後世のためにそれをきちんと記録できるよう努めてきます。

学びを深めて帰ってきますので、
たのしみにしていてくださいね♩


〜不可能を可能に 可能を容易に 容易を優雅に〜
by Moshe Feldenkrais



※画像はイメージでーす
海外のフェルデンクライスコースの様子です
いつかはこんな素敵なスタジオ作ってみたい〜♡

2016年4月20日水曜日

沖縄農業体験記 その3〜大自然が教えてくれたこと〜

今日は引き続き、ラストまで⭐︎

なぜ、沖縄?農業?という方は 
よろしければ、《沖縄農業体験記 その1》《沖縄農業体験記 その2》をご覧ください。


それでは遂に最終、《沖縄農業体験記 その3〜大自然が教えてくれたこと〜》スタート〜♩

おはようございます。
出迎えてくれたのは、アフリカマイマイというカタツムリ。
私にとってはとてもキュートだったのでパチリ。

しかし、友達とお世話になってるおじさまに言わせると、
「野菜を食べる害虫!全然かわいくない!」
とのこと。

私も農業体験を続けていくうちに、その意味を実感していきました。
収穫する作物にはカタツムリがへばりついてることが多く、早めに取り除かないと
大切な収穫物が食べられてしまいます。
普段はかわいいカタツムリもこちらでは大敵なのです。


友達が耕運機をかけている間に、隣の畑で、ニンニクの収穫を任されました。



一人でこれだけ収穫しました。
人の為だとがんばれてしまう、不思議パワーです。


その他、こんなやぎさんの暮らす農場でお手伝いや、

お休みの日には、辺戸岬へ

広大な海と大自然を満喫しました。

夕日に照らされるピッコロちゃんをバックに、
何か新しいものを求めるのではなく、
日々ひたむきに、
「自然に寄り添い・野生的に生きる」ことの大切さを実感するのでした。


今までのお礼に、ステイ先のおじさまへFIを。
終わった後は少々ハテナ顔・・・。

でも翌日、「調子いいよ!気持ちよかった!」
と笑いながら言ってくれました。

友達の仕事への「情熱」と「判断力」にも毎回感心させられました。
わたしも見習わなくては〜!



---------⭐︎---------

帰ってきて数日、
向こうでの暮らしと比べると、
今の自分は、作られた社会で無駄に消費をしている
満たしているつもりが、ごまかしているだけなのかもなんて・・・。

それでも、
野菜の選び方が変わった、少しだけど自家栽培をはじめた、食卓が彩りを増した・・・

小さなことでも少しづつ増える新しい自分を感じ、
楽しみながらこの場所でできることを増やしていけたらいいなと思っています。

快く受け入れてくれた友達、一緒に過ごしてくれたおじさまや近所の方々、
かわいいピッコロちゃん・ハチ・ナナ、
根強く生きるありのままの自然に感謝を込めて⭐︎



ー大きく自分を変えなくてもいい。

身体とココロいっぱいで体感してきた経験は、もう既にワタシと共にあるのだからー

フェルデンクライスのレッスンを受けながら、そんなことも感じつつ・・・


友達の育てた`島ネギちゃん`、食べた後の根を水耕栽培中!
ちゃんと元気に育ってるよ〜^^!!
ありがとう♡
離れてても応援してるよ〜!!

3回に続いた農業体験記、お付き合いいただきどうもありがとうございました!

<<♩お知らせ♩>>
4/26〜30まで、川崎で行われるフェルデンクライスティーチャーズ養成コースのお手伝いに行くため不在となります。すみません><
またパワーアップして帰ってきますので、
たのしみにお待ち下さい⭐︎




沖縄農業体験記 その2〜初農業体験と驚きの夕食〜

こんばんは⭐︎
先日行った沖縄での農業体験のつづきです〜♩

なぜ沖縄?農業?という方は 
よろしければ、《沖縄農業体験記 その1》をご覧ください。


一日の仕事の流れは、その日の天気や作物の状況で決めます。
「自然と共に生活している」のを感じ、
いかに普段そのアンテナが失われているかを実感しました。

明日は雨だから今日のうちにと、仕事内容は全て自分で決めます。
取れたネギを洗って良いものだけを選別して、
量を計って袋詰めします。
この地道な手作業があって、私たちの元にネギが手に入る様になってるなんて。

作業後は契約している売り場へ。
今日出ているネギの様子をみて、値段を決めます。

この「値付け」がとても重要。
10円の差で売れるか売れないかが変わってくるシビアな世界なんです。
この日は商品が薄く、高めの「130円」で設定。

決められた時間にいくつ売れたかメールでお知らせがきます。
この日は出したものすぐに完売。
喜びの一瞬です。

しかし、いつも良い結果とは限りませんでした。
別の日は何故か質の良い商品が溢れ、低めの「100円」で設定しても、
全然売れないという悲しい思いもしました。

売れないときは翌日に値段を下げに向かいます。
一つでもロスを出さない努力は日々続きます。

それに伴い、「もっと質の良いネギを作れる様にしたい」彼女の思いも高まります。

その他、何を売るかにもその人のアイデアが必要です。
利益率を考えると出さないほうがいい野菜もあり、難しいところです・・・。

数十円の単位を本気で駆け引きしている姿は、普段どんぶり勘定な私にとって、
お尻を叩かれる気持ちでした。





空いた時間に新しく作ったハウスに耕運機をかけました。
初耕運機ですが、この耕した土地から彼女の夢が広がるとなれば、
自然と頑張れてしまう。
地道に土地を耕し、肥料をまき、作物を植える。
何事も下準備が大切です。

「農業で暮らしていきたい」彼女のその直向きさは、
自然に手を差し伸べたくなる魔力を秘めていました。

積極的にわからないことを詳しい人に聞きに行く行動力もあり、
苗や種を分けてもらい、また育てていく。

「農業でこれからしたいこととかある?」
すぐに大きな夢を抱きがちな私が聞くと、

『そーやなー、とりあえず今はまだ3流だから1流の野菜が作れる様にしたいわ!』

『いつかは内地に流通できたらいいな〜』
付け加えるように言ったその一言に、
きっとこの人なら叶うと信じて止まないのでした。
そうなる時が来たら本当に嬉しい。

それから、こちらは畑のコンポストです↑
家庭で出た生ゴミを貯めて、ここに集めています。
たまたま入っていた種から芽が出て自然栽培が行われています。
すごい循環!!
きちんと植えたものより元気に育っているかも?!
自宅でもいつかこんな風にできたらいいな。


作業終了後に、古宇利島にドライブに連れて行ってもらいました。
沖縄版「アダムとイヴ」の伝説のある島です。  

夕日もとても綺麗でした。


夕飯は料理上手のステイ先のおじさまが作ってくれました。
「何これ〜〜?!」

『あかりちゃんなら知ってるでしょう、イケメンだよ〜』

とぐつぐつ煮込んでいたのは豚の顔の皮!!
これは衝撃でした。

そのほかにも、沖縄では「ひづめと鳴き声以外は全て食べる」と言われるほど、
食べ物の恵みを大切にしています。
豚の手(テビチー)から、豚の血(イリチー)まで初体験の連続でした。

驚いたのは、見た目と違ってあっさりしていること。
肉というより、コラーゲンの固まりといった感じで、どんどん食が進みます。

大体毎日こんな感じの大ご馳走。
有難いことです。動いてるからかいつもの倍食べてました。
「食べっぷりいいね〜」と褒めてもらってましたが、
体重の方にもきちんと結果がでていました・・・。


これは、遊んでるんじゃないですよ↓
ピッコロちゃんにFIを施し中なんです。笑

友達とおじさまは不思議そうにみてましたが、
猫にも効果あるみたいで、恍惚とした表情でした。

遂に沖縄農業体験記も最終へ!!



2016年4月13日水曜日

フェルデンクライスメソッドが新聞に掲載されました♩

こんばんは。


沖縄農業体験記の途中ですが、
フェルデンクライスメソッドが新聞に掲載されたのでお知らせです♩



 ヒストリア宇部(宇部市新天町1)で4月11日、イスラエル出身の物理学者が始めた身体教育「フェルデンクライスメソッド」のワークショップが開かれた。

詳しくはこちら
↓↓↓



体験者さまの感想が、私も感じることを上手く伝えてくれているので下記に掲載させていただきます。
↓↓↓

・「知らないうちに固定観念が働いて自分の体の動きを制限していることに気付いた。ATMの後に歩くと体が楽になっていて衝撃を受けた」と驚く。

・「力を抜く感覚がわかった。言葉にできない変化があり、気持ちや考え方も変わっていく予感がする」

・「ペアワークは初めてだった。人の体に触れることで自分の筋肉とも会話できるような気がした

特に3つ目の感想は、FIをする側の感覚なので、極めて繊細です。

FIをすると疲れるのではと心配される方もいますが、
人の体に触れることで、自分の筋肉も一緒に緩んでいくんです。

やる前よりやった後のが、自分も楽になっている。
(なっていない時は、自分が頑張ってしまっていた証拠だったり・・・)


フェルデンクライスが市の活性化に繋がる日も近いのでは・・・⭐︎








2016年4月12日火曜日

沖縄農業体験記 その1〜違う環境へ 新しい自分を探しに〜

こんばんは
お久しぶりです
京都でフェルデンクライスをしているアカリです♩

一週間ほど更新が空くのはこれで初めてなのですが、
何をしていたかというと・・・。

沖縄で「農業体験」をしてきました!

きっかけは、京都に来て仲良くなった友達が沖縄に移住して農業で生きていて、
ハウスを一から製作したり、自分で作った野菜を売り出している写真を送ってみせてもらい、「何もないところから何かを作る」「モノ作り」をこの目で見て体験したいと思ったからです。

実際に彼女はWWOOFという制度で農業体験を積み、この地に移り住みました。
WWOOFでは、人生にとってとても大切なものが得られます。


−生きた体験、人との出会い、オーガニックな生き方、新しい家族、
「あげて」そして「もらう」、自分の発見、自由な気持ち、日本の良いところの発見−


中でも「自分の発見」にはフェルデンクライスと似たところを感じます。

フェルデンクライスでは、身体を使って新しい自分を発見し、今までの生活に戻ったあとも、新しい目線で物事を感じることができたり、
身体を使うことでそれを一生自分のものにしていくことができます。

今回の農業体験でも、場所も、人も、話し方も、食べ物も、気候も、風も空も、土地もまったく異なる生活に身を置くことで、新しい自分を発見し、同じように新しい目線で物事を感じていくことができる。
自分の目と耳と身体全部を使った生きた経験は、
私の人生にとって絶対為になると思い、すぐにチケットを手配しました。

そして、9日間の滞在を快く受け入れてくれた友達に何よりの感謝を込めて。

もしよろしければ一緒に体験気分味わってみてくださいね⭐︎


それでは、《沖縄体験記その1》スタ〜ト〜♩


この日の沖縄の天気は雨予報が曇り。
半袖でいられるほどの暖かさ。
彼女の住むのは「名護」という沖縄北部にある市だ。
空港から1時間半ほどバスに揺られる。
運転士さんの顔立ちや声の優しさに沖縄に来たことを実感。

着いて早速、お出迎えと共に彼女の作った野菜が置いてある道の駅に寄っていきました。


かわいすぎるPOPに思わず笑みが。
生産者には彼女の名前。

一年前まだ京都に居た時に、沖縄で農業をすると漠然と聞いていたので、
本当に形にしている姿に感動しました。


これは彼女の新しく建てたハウス。
彼女の情熱を買って地元の方が手伝ってくれて完成させたそう。
「これから何を作ろう〜」楽しそうな笑みから、本当に農業が好きなのが伝わります。



高台にはもう一つの畑が。
こちらでは自宅用や試験的に野菜を作ってみているそう。
この見晴らしの中作業できるなんて本当に贅沢。

澄んだ空気に、鳥の声、見渡す山々や原生の樹々に囲まれるこの地。
思いっきりこの生活に溶け込みたい。
今一度決意を固めます。

お家では彼女のかわいい娘・猫のピッコロちゃんが出迎えてくれました。
まだ1歳。
最初はノラでいつの間にか居着いていたそう。

この子のもう一つかわいいところが、近くの畑まで作業を手伝いにきてくれるところ。
足元にいるのみえますか?
そしてね、生まれつき気管が悪かったそうで、「ニャー〜」と鳴けずに、
「ピ〜〜ーーッ」と鳴くの。

もう全てが愛おしいです。

そして他にも仲間がいます。
琉球犬のハチと、写真はないのですが、ダックスの様な風貌のナナの2匹。
凸凹コンビとして、私を癒してくれました。

初日にハチはマンゴー園にマングース退治の為に一晩置いてかれていて、
少し衝撃を受けました。
沖縄の犬はこんな役目も買っていてえらい!何より野生を感じました。


これからどんな体験が待っているのか胸が躍ります。