急ぐことは逆効果
フェルデンクライスメソッドは人によっては「分かりづらい」と言われます。
それでもわたしはこれが好きです。
詳細には好きになったというほうが正しいかな。
ダンスをしていて激しい動きしかしてなかったので、
最初は『がんばらないで・小さく・ゆっくり』動かすことが全くできませんでした。
それでも身体の細胞のどこかでこの大切さを感じていたんだと思います。
それは、今の社会に通じるものがあります。
簡単になんでも手に入り、できてしまう時代。
ファストファッション・コンビニエンスストア・携帯電話・交通網の普及
代行サービス・お惣菜etc..
そして、こうあるべきだと統一された学校教育や働き方、生き方・・・。
そんな中でも値段は高くても、品質のよい食べ物や服を選んだり、
自給自足したり、手紙を書いたり、歩いたり、手作りのものが見直されてきたり・・・
時間をかけることの大切さは広がってきてるように感じます。
スローなカフェや生き方、
ゆるきゃらなんかが流行っているのも関係してるかもしれません。
急ぐことは逆効果。
ゆっくり・心地よく・身体で感じ
そして、自分自身で
`気づく`
教えられることなどないのです。
時にフェルデンクライス博士はこんなことも言いました。
「先生を疑え」
最初は”分かりづらい”かもしれませんが、
そこにはこんな意図も秘めています。
ー人から教えられたことはすぐに忘れてしまうけど、
自分で見つけ出した答えは一生忘れないー
小さい時に自分でパズルができたときの感動は今でも残っています。
そんな感動のひとつひとつが今に生きています。
子供やお子さんをもつ大人、学校教育にもこの考えが広まればまた違う社会になるのではないかと思いながら・・・。
いろんなジャンルで同じ想いで活動されてる方を見ると勇気が出ます。
わたしもまずは身近なところから。
一歩づつ。
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