2017年10月24日火曜日

フェルデンクライス・メソッドとは?


フェルデンクライス・メソッドとは?

イメージが湧く素敵な動画です。
(フェルデンクライス国際機関作成)

よろしければ下記リンクより、You Tubeにてご覧頂けます。





2017年10月19日木曜日

実感を深める☆

こんばんは。
京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

急に寒さが増してきましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

フェルデンクライス・メソッドのレッスンでは、
身体の動きを通して、「自分自身をより深く知る」ことができます。

”自分の実感を深める”
と言い換えることもできます。

”実感を深める”ということは、人生においてとても大切なことではないでしょうか。

私たちは、生まれてから今まで、家庭や学校、職場などの環境を通して、様々な学びを経ています。
その様式は、私たちの人格形成の要因にも大きく関わっています。

しかし、どこかで一度自分の実感を置き去りにしてしまい、
機械的に過ごす様になってしまうと、
いつの間にか本当に自分の感じていることがわからなくなってしまいます。

親や周りの求める様に、評価制度の中で生きていく為に、役職や地位を上げる為に...その積み重ねは、いつか体調を壊す原因となったり、身体の痛みとなって現れたり、
生きづらさに繋がることもあるかもしれません。

–あなた自身の実感を大切に–

フェルデンクライス・メソッドのレッスンでは、
そんなどこかに置き忘れていた、自分の心からの実感を取り戻していくことができます。

身体の動きを通して、環境の中で動く自分を丸ごと観察することで、
新しい自己イメージが形成されていきます。

多くの人の中でも、それに合わせて自分を見失う必要はなく、
いつでも自分のやり方を自由に試すことができます。

–間違いにも意味がある、今日できないことにも意味がある–

レッスンの中では、心の底から
自分が ”ここにいる” 実感を感じられます。

どこかで置き去りにしていた、自分本来の感覚。

一度それを感じられれば、日常の中にもそれを応用できる様になっていきます。
機械的に日々を過ごすのと、一つ一つ自分の実感を通して、感じ、試行錯誤しながら暮らすのとでは、人生の質さえ異なってくるのではないでしょうか。


その体験は、きっと人生をより豊かなものにしてくれるでしょう☆



好奇心旺盛に、より質の高い人生を送りたい方へ
人生をより豊かにするお手伝いをしたい。
そんな人が増えたら、より平和な世の中にさえなるのでは・・・
想像してみよう。


-All the people living life in peace-



読んでくださりありがとうございました‼︎




2017年10月7日土曜日

お家でできるレッスンのご紹介

こんばんは。
京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

本日、福井県からFIを受けに来てくださったお客様がいらっしゃいました。
はるばる嬉しいかぎりです。
ありがとうございました。

レッスンの中で、

Q,どんなことを続けたらいいですか?

というご質問をいただきました。
これは、普段通ってくださっている方も気になるところではないでしょうか。
(好きな動きを既にアレンジして行なっている方もいらっしゃると思いますが・・・。)

一人の質問はみんなの質問、ということで、今回は、
自宅でも簡単にできるレッスンをご紹介させていただきます。

もし一度もフェルデンクライスを受けたことがない!
という方は、一度プラクティショナー(専門の先生)にレッスンを受けてみてから行うことをお勧めいたします。

フェルデンクライス・メソッドが他のエクササイズと違うところは、
これをいつしましょうとか、何回やりましょう、とかはなく、
何をしたらいいか、どのくらいしたらいいのかを、
自分で判断できる感覚をレッスンの中で養っていける所です。

毎日、一日置き、たま〜に、
このままやってもいいし、アレンジしてもOK!!

自分と話し合いながら、進めていってみてくださいね。

また、ストレッチとは違って、筋を伸ばすのではなく、
骨格により沿って身体を動かすことで、本来の可動性を取り戻したり、
気づきの感覚を高めていくために行うので、無理に引っ張りすぎたり、限界まではやらない様にしてください。



-----△-----


①仰向け
自分の身体を感じてみましょう

次の部位で 右と左でそれぞれ違いはあるか感じてみましょう。
・かかとの重さ
・つま先の向き
・骨盤(おしり)の重さ
・肋骨の床についている所
・肩甲骨の重さ
・腕の長さ・方向
etc...


②両足を床に立てます
(足幅やかかとの骨盤への近さなど、ラクなところに調節しましょう)
両膝を好きな方から、左右に傾けていきます

動きはラクな範囲で、ゆっくりと行いましょう

・右と左ではどちらがラクに倒せますか?
・骨盤の転がり方は左右違いますか?
・左右の肩甲骨への重みはどう変化しますか?
・頭や首の後ろには何か感じますか?

・動きをしながら息を止めない様にします

可能であれば、傾けたところで止めて、一度胸に息を入れたり、一度はお腹に息を入れたり、胸とお腹を交互に膨らませます。
出来る範囲でいいので、心地よく快適にやりましょう。

ゆっくり足を真ん中に戻して、反対側でも行います。

③足を伸ばして、もう一度身体全体を感じてみましょう。

・左右差はどうなりましたか?
・最初より床と接しているところはありますか?

余裕があれば、②を足をクロスして試して違いを感じてみましょう。

----△---△-----

レシピ通りやる必要はないので、
レッスンで行った感覚を思い出して、心地良かった部分を試してみてください。

この動きにバリエーションつけることもできますし、
椅子で行える動きもあるので、またいつでもタイミング合えばいらしてくださいね〜☆

もちろん、お近くのプラクティショナーの先生にレクチャー受けてくださっても構いません。

質問などあればいつでもメールしてください。

ゆっくり休んで、また明日の感覚を楽しんでみてください。

下記に以前掲載した、呼吸のレッスンも載せておきます。
②の呼吸の部分の参考にしてみてください。

ではでは〜☆






-----------------------こちらは2016/6/25に紹介しました(少し修正しました)------------------


『ネル前 5min カンタン 体Reset!!  vol,1』
呼吸編

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・

横隔膜はリラックスした状態だと自然に下に下がりますが、
緊張状態にあると上がったままになり、呼吸も入りづらくなります。

このうごきをすることで、固まっていた緊張がとけ、

より自然な深い呼吸が可能となります。

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☆ポイント☆
・きもちよく・がんばらない・ゆっくりと

・動作の間には適宜お休みを取ってください


①横隔膜を感じてみます

息を吸うと→下がる
吐くと→上がる

※横隔膜=おなかと胸の間にあるドーム状の膜
(胸骨の一番下に優しく指先を当てると分かりやすいです)

-休-

②胸を膨らませます

前後、左右に広がりを感じますか?
中から広がりを感じますか?それとも枠組み自体が広がっていきますか?
どんなイメージがやり易いでしょうか?

-休-

③お腹を膨らませます

恥骨や仙骨の先など、どこまで呼吸は広がっていきますか?

-休-


④一度は胸を、一度はお腹を、交互に膨らます

横隔膜はどんな風に動いていますか?
息を溜めたまま上下に動かすか、呼吸は呼吸でしていて枠組みを動かす(体の動作を先行させる)か、どちらがやり易いでしょうか?


数回上下させたら、お休みを取ります。

最初の呼吸との違いを感じてみてください。
息の入りやすさは最初と何か違いますか?
床と体の接触はどうでしょうか?

ゆっくりお休みください〜☆


2017年10月6日金曜日

奥深き”ムダな時間”


レッスンを受けるときには、
人生においての全て必要なことはやり終えたと思ってしなさい

面倒見る人もいないし、
全てやり終えた

今はあなたの 愉しむ時間だ
無駄な時間を過ごしていると思ってやってみて


by モーシェ・フェルデンクライス




 
無理に何かを達成しようとしていない時こそ、
うまくいくこともあったり。

肩の力を抜いて自然体で☆

本当に楽しかった経験は、自然と記憶に残っていく。