2017年2月20日月曜日

感性を高める読書☆

こんにちは。
京都でフェルデンクライスをしている、アカリです^^


昨日京都では、”京都マラソン”が開催されていました!

たくさんの方が参加されて、色んなドラマがあった模様です。

わたしはマラソンは苦手で、もっぱら ぷらぷら お散歩派なのですが、、、

みなさんはいかがですか〜?

マラソンやサイクリング、山登り、スノーボード、サーフィン、いろんな趣味がありますが、わたしは最近もっぱら「読書」にハマっています。

どこかわざわざ出かけたり、自分がアクティブにならなくても、物語の中で新しい経験や価値観を体験でき、感性を高めることができるからです。



そこで、今回は最近読んだり 昔からお気に入りの'本'のご紹介☆

早速、1冊目〜^^


『砂漠の青がとける夜』 中村理聖



普段はあまり小説は読まず、実用書が多いのですが、たまたま著者さんのインタビューを読み、”言葉から こぼれ落ちてしまう 気持ちを辿って” というフレーズが気になり、 購入しました。

著者さんは普段から、「あの人はなんでこう言ったんだろう」と考えるのが好きな子だったそうで、わたしにもそんな節があります。
1番共感したのが、自分の中に蓄積された「うまく言えない感情」をとても丁寧に、表現されていた所です。

どこかで置き忘れた、もしくは、見ないようにしていた不思議な感覚が蘇りました。
舞台もたまたま京都で、更に愛着が湧きました。
少し寝かせて、また何かのタイミングで読み直したい一冊となりました。
自分と向き合いたいとき、あのときの・感覚/感情を 探り直したいとき、ひっそりじんわり読むのにオススメです☆



さて、お次は昔から好きな本をご紹介します〜^^

こちらの3冊です。


『星の王子さま』サン テグジュペリ
『銀河鉄道の夜』宮沢賢治
『もりのえほん』安野光雅

中でも、『星の王子さま』は、本当に好きです☆

肝心なものは目には見えない」

子どもの頃から反芻して読んでいたせいか、どこかにサン テグジュペリさんが伝えたかったことが、モノゴトをみるときの軸となっています。

忙しかったり、周りの目を気にして、「なんのために 生きているのか」よくわからないことに がんばっていたり。
そんなとき、この言葉を思い出し、'心'に確かめてみる。
'何が本当に大切なのか' 答えは必ず、自分が教えてくれるのです。

こちらも読むたびに大切な気持ちを思い出させてくれる、永久保存版の一冊です。



お次は、『銀河鉄道の夜』こちらは 藤城清治 さんの版画が好きです。
昔、絵画教室に通っていたことがあって、そこでフェルデンクライスをイメージして絵を描きたくて、そのモチーフにもさせてもらいました。


陰と陽のバランスの世界。陰も陽もどちらもないと生きていけません。そして、平和とは? 人に例えるなら、色んな人がいていい、それをお互いを認め合えることが大切ですよね。すぐに細かいことに気を取られたりしてしまいがちですが、忘れてはならない広い視野を思い出させてくれる一冊です。


さて最後は、『もりのえほん』
この絵本、小さいとき、ずーっと眺めてました




森の絵の中に色んな動物が隠れています。このページが1番印象深い。
左側の真ん中辺りに何かいるの分かりますか?

ずーっと動物しかいなかったのに、こんなことが〜!と、とても興奮したのです。
(答えはブログの最後に)

本当に森の中にいるような、のびのび心地よいきもちになれます。
ゆっくり空想できる自由さ好き。
実際の風景でもよくこの遊びしてますよ^^


自分の工夫次第で、手軽に気持ちをリフレッシュできる読書。
気になっている本や、お気に入りの本を読み直すことで、「自分らしさ」を再確認できるかもしれません^^

さぁみなさんも本棚を再確認☆チェーック☆眠っているあの子を起こしてあげてね。

see you~☆






A. 人 の顔です〜。

2017年2月5日日曜日

ムダのない思考

こんにちは!京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

インターネットでもニュースを知ることのできる時代ですが、
敢えて、"新聞"で"文字を読む"ことが、今はとても気に入っています。

毎日少しづつ読める小説に夢中になったりもしています。

お気に入りの記事をスクラップして、ノートに集めるという、
マメっぷりも発揮しています。

そんな中、今朝の日経『日曜に考える -こころの健康学-』の分野に、
おもしろい記事が載っていたのでご紹介させていただきます。

以下 抜粋
------------------------------------------------------------------

大学入試センター試験の後、問題と回答が新聞各紙に掲載された。
私もちょっと目を通したが、ほとんど答えられない。
医師として社会に出てからは、大学入試で必要になる理科や数学を使うことはなかったからやむを得ない。
それなら、なんであのような難しい勉強をしないといけないのか疑問に思えるかもしれない。

しかし、ちゃんと意味がある
分野が違っても、基本的な思考過程には共通する部分が多いからだ。

ある物理の教師は、天体の動きについて説明しながら、それが真実だと証明されているわけではないと言った。
しかし、その理論を使うと現実の現象をもっともムダがなく美しく説明できる。
その美しさに惹かれて物理を勉強しているのだと話していた。

じつは、ムダのない美しさという視点は、こころの健康を考えるときにも大切だ。
脳科学や心理学が進歩しても、こころの動きはわからないことだらけ。

だから、こころを健康にする手立てについても、いろいろなアプローチがあたかも真実のように語られる。

どれを選べばいいか迷うかもしれない。
そういうときには、自分の目から見てムダなく美しい理論や手法を選ぶと失敗が少ない。
このように、私たちは、若い頃の勉強を通して多くのことを学んでいるのだ。

(認知行動療法研修開発センター 大野裕)

------------------------------------------------------------------




わたしが関心を抱いたのは、科学が進歩しても、
`ひとのこころ`の動きはやはりわからないことだらけだということです。

正解がないということがただ一つの事実。

一見、実生活には役に立たないと思えるような、学びの中から、
私達は様々な選択の思考や感覚を身に付けてきたのですね。



☺・☻・☺・☻・☺・☻・☺・☻・☺・☻・☺・☻・☺