2017年12月31日日曜日

みんな違ってみんなイイ☆

おはようございます。
京都でフェルデンクライス・メソッドをしているアカリです。

今年ももう今日で終わりですね。
今年のうちにやり残したことはないかと、いつもより行動的になるのは不思議なものです。

"日が移り変わる"のは、普段と同じことなのに。

こんな風に日々過ごしていたら、もっと濃密な人生になるのかな^^と ふと考えてみたり・・・。


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さて、今わたしは 東京に います。

今回はアメリカ・ニューヨーク出身、心理学とダンスに精通したポール先生がいらしてます。
論理的で時より詩的なポール先生。とても楽しく理論も含めて学ばせてもらっています。
身体もさらに緩み、以前どんな身体だったかな?と思うほどです。

そして、ポール先生はFIがとても好きなことで有名です
日本に来ると自分の空き時間をFIに注いでくれます。

FIについて こう語っていました。

『FIは料理みたいなもの。
レシピ通りじゃなくても 冷蔵庫 をみて、あっこれがある、ならアレ作ろう!作っていて、あっ少し味変えていこ とか、その都度アイデア湧きますよね?
あなたの持っている知識をすべて使う必要はないのです。
あなたの持つままで、そしてその中で学び、進んでいけばいいのです。
そうすれば自然とアイデアが湧き出てきます。』

FIはもちろん、生活の中でも、先に頭で「ああしよう こうしよう 」と用意するよりも、”その場その場”で対応していった方が スムーズに事が進んだり・・・。
とても染み入るお話でした。

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路地のアカリの生徒さんに、
「フェルデンはじめてから すごく上手くいく事が 増えたんですけど、
そういうことってありますか?」
と聞かれたことがあります。

答えは・・・


” Yes 

身体が自由になると 発想や想像性が子供の頃のように高まります。
いい意味で固定観念が外れていくので、より柔軟に環境の中で対応できる様になります。
ノンストレスで生き生きと”より豊かな人生へ”とつながっていきます。

わたしも日々の中で実感していますよ^^

そして、今年は路地のアカリから大切な生徒さま11人に 絵ハガキを送らせてもらいました。プリントすることもできたけど、なんだか今年は一つ一つ描きたい気分で。
お一人お一人との出会いやその人の持つ雰囲気を思いながら描きました。

まるで、F Iしてる時のように、筆を進めるごとにアイデアが湧き出ます。

 一人ひとり違う その人のパーソナリティ を大切にしたい 



 始めた時から変わらないその想いに、
来年はどんな方に巡り会えるのか・・・今から楽しみです^^

今年1年路地のアカリに足を運んでくださったみなさま。
本当にありがとうございました。
日々創発され、共に成長させていただいてます。

人それぞれ様々なタイミングがあると思います。
不思議な時の流れの中で、ココに出会えたことに本当に感謝です。


ではでは・・・、


みなさまそれぞれ 素晴らしい年となりますように!!

thank you so much & Happy new year!!!!!

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2017年12月14日木曜日

発達障がいの子どもとフェルデンクライス

メソッドの創始者であるモーシェ・フェルデンクライス博士は、
脳性麻痺など発達に障がいを持つたくさんの子どもを支援してきました。

今回は、まだ深く触れていなかったお子様とのエピソードをご紹介します。


・.━━━━━━━━━━━━ † ━━━━━━━━━━━━.・
エピソード1
『脳の一部を欠いた少女』

少女の名前はエリザベス。
運動、思考、バランス維持、小脳の3分の1を欠いて生まれた。
専門用語では「小脳低形成」と呼ばれ、現在のところ治療法は存在しない。

理学療法や作業療法を受けたが、彼女にとっては苦痛だった。
生後4ヶ月で医師からは、「彼女の脳は全く発達してなく、今後も発達しないだろう」「今後、座ることもできず、失禁を抑えることもできず、施設に入る必要がある」と言い渡された。
彼女を診断した医師たちは、従来の治療の経験からはそれ以上のことを言えなかったのだ。

しかし、そのような診断を下されても、彼女の両親はあきらめなかった。
「不可能を可能にする医師がいる」との情報を手に入れ早速モーシェの元へ診察に訪れた。

その時エリザベスは生後13ヶ月だった。
四つ這い・腹ばいでのハイハイはできず、自発的な動作は一方向のみ寝返りを打つこと以外何もできなかった。

フェルデンクライス以外のセラピストの多くは、無理に座らせようとしたり、彼女の発達段階に合わないことをさせ、失敗していた。
自分がどのように"学習"をしてきたのか。それに沿って自発的に学んでいかなくては、本当に彼女自身の学びにはならない。
モーシェは彼女の左半身に痙攣があり、特に足首に筋肉の塊があることに気がついた。
まずはそれを和らげることから始めていった。

そして彼は、両親にこういった。
「彼女は問題を抱えていますが、なんとかなります」
「まずはこの足首の緊張を和らげていけば、彼女の振る舞いも全く変わるはずです」



(これはモーシェの施術ビデオに残されている一回めのセッションの様子です↑
エリザベスは終始泣きわめき、ハイハイすらできませんでした。)

しかし、2・3日後、
モーシェの言った通り、彼女は自分でハイハイをしだしたのです。

モーシェは子どもがどの発達段階にあるかではなく、学習できるかどうかを脳で判断した。
子どもの状況により様々であるが、彼は自信を持って、
「彼女は賢い子です。結婚式ではダンスをしていることでしょう」
とまで言ったのである。

それから、2〜4週間モーシェの元を訪れるために、エリザベスの両親はどんなことでもした。





一ヶ月の間のセッションで彼女は別人のように進化した。
泣きわめかなくなり、自分の体をよりよく取り扱えるようになった。
ハイハイはもちろん、両親に掴まりながら、歩けるまでに成長していった。

(画像は当時の様子です。↑見ての通り骨盤から頭まで、背骨を弓なりにして、
自分を支えられるまでに成長しています。)

その後エリザベスは、30代になり、一流大学の2つの学位を持つ。
小柄な女性で、美しい声で喋り、とてもスムーズに歩く。

彼女がかつて、一生歩くこともできず、施設に入れられるか、せいぜい知能発達の大きな遅れで済めばまだマシだと宣告された人物とは思えないだろう。

脳性麻痺の後遺症はいくつか見られ、数や科学は苦手であるが、それ以外は学ぶことを楽しみ、古典の作品など様々な本を読み知的な生活を送っている。

彼女は小さな会社の経営者であり、幸福な結婚生活も送っている。

そしてもちろん、結婚式では”ダンス”をした。


<著書:脳はいかに治癒をもたらすか/ノーマン・ドイジ>より

・.━━━━━━━━━━━━ † ━━━━━━━━━━━━.・

このエピソードを読んだ時に、深い感動を覚えました。
実際に数回目までエリザベスとモーシェのセッションを映像で観ることもでき、
どんどん変化していく彼女の様子には本当に驚きました。

何より、モーシェの温かな眼差しや子どもへの接し方、「この子は全部わかっている」と子ども扱いせず、その子に全て話しかけてる様子には尊敬の念がさらに増しました。

モーシェだからできることですが、少しでもそのスパイスを取り入れて、
お子様のサポートをしていけたらと思っています。

2017年12月7日木曜日

晴天の空から


 先週末に、お友達と一緒に京都きもの観光をしてきました。

お着物は京都に来てから、西陣織会館さんで無料でお太鼓まで教えていただきました。

名古屋の祖母は着付けのできる人で、何かあるといつも丁寧に着付けをしてくれていました。そんな祖母が母のために色々と着物を作ったり、用意してくれていたのですが、
あまり着ていないものもあり、京都に来てからは着物でふらっと出かけられてたら・・・
なんて夢にみていました。

晴天の空に向かったのは、光悦寺さん。




静かに山々に向かう、贅沢な時間です。


日曜日でしたが、人も少なく、オススメのスポットです。





本日は、泥染の大島(紅葉模様)に、朱の帯を合わせました。

昔はなんとも思わなかったものが、とても貴重なことに気が付いたり、
色合いや柄も絶対着ないと思っていたものが、突然着たくなったり、
好みや価値観は本当にどんどん変化していくものですね。


お友達と散策の風景。
京都で知り合い、着物が着たいという気持ちが合致し、
先月からぷらっと着物旅が開催され始めました。
仲間がいるのは本当に嬉しいことです。


ちなみにこちらが、第一回目。
水玉の絞りに、赤の人形帯を。

お着物は、準備や着るのにも時間がかかるし、
歩いたり食べたりも普段通りにはまだいきませんが、
その分、一つ一つを丁寧に行え、普段いかに楽をしているかに改めて気づかせてくれます。
また、着物を着ているとなんだか周りの人も喜んでくれている様に感じます。
私もすてきな着物姿の人を見ると美しいな〜と素敵な気持ちになれます。

そんな芸術品を纏う、日本の文化ってやはりすごいですよね。

毎日、とはいきませんが、定期的に続けていきたい今の楽しみの一つです。


私も次の世代に残せる様に、大事に着ていこ〜。


see you〜〜



2017年12月2日土曜日

yu-ki先生の紹介

ATMを不定期で担当してくれているyu-ki先生の紹介です。



2017年1月11日 フェルデンクライス・メソッド国際ライセンス取得

愛知県知多郡生まれ
趣味:サーフィン、サッカー、読書、車、料理

より詳しく知ってもらえるようにインタビューを行いました♪

<<フェルデンクライス・メソッドを始めたきっかけを教えてください>>

 最初の動機は実は不順なんです。
”手に職が欲しい”と思って始めました。
周りがはじめていて、「身体が変化して面白いよ。おすすめだよ。」と言われてたんですが、内心、半信半疑でした。
それが、6年前になりますが、フェルデンクライス・メソッドプラクティショナーのコースにビジターで体験に行った時に、
アナット・クリヴィンヌ先生(イスラエルの指導者)のFIを受け、衝撃を受けたんです。
自分の身体なのに、自分で操縦できないほどの大きな変化を感じ、歩き方に戸惑うほどでした。
そこで単純に「これはすごい!!これをやってみたい!!こんな風に人に変化を与えたい!!」と思って本格的に通い、資格を取得しました。


<<どんな変化がありましたか?>>

フェルデンクライス・メソッドの資格を取る4年の間に、
自分の思っていることは絶対ではなく、変化し続けていくものなんだということを実感しました。
自分が今まで正しいと思っていたことが、そうではないんだと気付いた時に、
少し困難が生じることもありました。
友人との関係や、自分が今まで信じていたこと、仕事や生活感など。

それでも、これからも常に変化し続けられるという広い視野を持てるようになったのは、
とても大きな変化で、始めて良かったと思っています。

その他、単純に疲れにくくなったり、腰痛がなくなったり、姿勢が良くなりました。
サラリーマンから違う仕事に変わり、スーツを着ずに働けるようになったり、
昔こうなりたいと思っていたことは今は叶っている状態です。

※始めた頃と途中の違い↓記録していました。
現在ともだいぶ違いますね・・・。
常に進行形の様です。
(もう始めている方、これからの方も写真に記録しておくのも変化がわかりやすいかもしれません。)


そういえば昔ブログでも紹介していました→「一番身近な生徒さん
懐かしいです。


<<これから始めたいと思ってる方へメッセージをお願いします>>

自分が変わりたい、現状を変えたい、より良くしたいとか、
そういう何かをより良くしたいと思う方へ、フェルデンクライスは効果的だと思います。
人生に「ゴールはなく、変わり続けていく」ものです。
自分らしさを取り戻したい方へもおすすめです。
みんなが自分らしく生きれたら、より平和な世の中にもなると思っています。
自分のFIは、繊細に動きを追って一緒により良い方向性を探っていきます。
身体に不調がある人はぜひ一度試してみてください。


<<自分の中でまだ変えていきたいところはありますか?>>

独占欲が強いので、それを手放していきたいです。
カルマみたいなものでね・・・
「でも、変えていけると思っています!!」

1時間に及ぶインタビューにも終始熱く答えてくれました。
まだまだ話し足りない様だったので、気になることがある人は直接質問してみてくださいね^^;

2017年11月27日月曜日

可能性を引き出す☆

先週の土日は、川崎へ発達に弱さを持つお子様と一緒に学んで来ました。

2日間で13名のお子様に出会い、それぞれの子が変化していくのを一緒に体感させてもらい、とても勉強になりました。

初めてのことで、戸惑うことも多かったのですが、
お互いにとってかけがえのない体験だったのは間違いないです。

その場にいると見えないものも、ホームに戻ると実感が湧いて来ました。


たとえその場で大きな変化が見られなくても、
意味のないことなどない。

いろんなことが相乗的に交わった時に、その子の可能性が芽吹いていく。


フェルデンクライス・メソッドをどのように社会に役立てていくか。
新しい可能性も感じられました。

まずは一歩一歩地道に続けていこう。



Love♡



2017年11月10日金曜日

歩く🌟


–歩くことは、身体そして心も整えてくれる–





ただただ歩くというよりは、
一歩一歩感じながら歩いてみる

呼吸はどうしているか?

足の裏のどこで地面を踏んでいるか

骨盤は安定しているか

腕はどんな風に振っているか

かかとから頭までのつながりを感じてみたり・・・







時には立ち止まって、ただただ風景を眺める

椅子に座ってお休みを取る


--☆--



後ろ向きに歩いてみたり、

両手を頭の上に乗せて、より背骨を感じながら歩いてみても

面白い



歩いているうちに、いろんな考えも巡るだろう
でも不思議と歩き終わってからは、
必要なことだけ残っていたり、
とてもスッキリした気持ちになっている

フェルデンクライス・メソッドのレッスンでしている身体の観察を、
ぜひ普段の生活の中に取り入れて過ごしてみてほしい

きっと新しい発見が待っている⭐️✨





2017年10月24日火曜日

フェルデンクライス・メソッドとは?


フェルデンクライス・メソッドとは?

イメージが湧く素敵な動画です。
(フェルデンクライス国際機関作成)

よろしければ下記リンクより、You Tubeにてご覧頂けます。





2017年10月19日木曜日

実感を深める☆

こんばんは。
京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

急に寒さが増してきましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

フェルデンクライス・メソッドのレッスンでは、
身体の動きを通して、「自分自身をより深く知る」ことができます。

”自分の実感を深める”
と言い換えることもできます。

”実感を深める”ということは、人生においてとても大切なことではないでしょうか。

私たちは、生まれてから今まで、家庭や学校、職場などの環境を通して、様々な学びを経ています。
その様式は、私たちの人格形成の要因にも大きく関わっています。

しかし、どこかで一度自分の実感を置き去りにしてしまい、
機械的に過ごす様になってしまうと、
いつの間にか本当に自分の感じていることがわからなくなってしまいます。

親や周りの求める様に、評価制度の中で生きていく為に、役職や地位を上げる為に...その積み重ねは、いつか体調を壊す原因となったり、身体の痛みとなって現れたり、
生きづらさに繋がることもあるかもしれません。

–あなた自身の実感を大切に–

フェルデンクライス・メソッドのレッスンでは、
そんなどこかに置き忘れていた、自分の心からの実感を取り戻していくことができます。

身体の動きを通して、環境の中で動く自分を丸ごと観察することで、
新しい自己イメージが形成されていきます。

多くの人の中でも、それに合わせて自分を見失う必要はなく、
いつでも自分のやり方を自由に試すことができます。

–間違いにも意味がある、今日できないことにも意味がある–

レッスンの中では、心の底から
自分が ”ここにいる” 実感を感じられます。

どこかで置き去りにしていた、自分本来の感覚。

一度それを感じられれば、日常の中にもそれを応用できる様になっていきます。
機械的に日々を過ごすのと、一つ一つ自分の実感を通して、感じ、試行錯誤しながら暮らすのとでは、人生の質さえ異なってくるのではないでしょうか。


その体験は、きっと人生をより豊かなものにしてくれるでしょう☆



好奇心旺盛に、より質の高い人生を送りたい方へ
人生をより豊かにするお手伝いをしたい。
そんな人が増えたら、より平和な世の中にさえなるのでは・・・
想像してみよう。


-All the people living life in peace-



読んでくださりありがとうございました‼︎




2017年10月7日土曜日

お家でできるレッスンのご紹介

こんばんは。
京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

本日、福井県からFIを受けに来てくださったお客様がいらっしゃいました。
はるばる嬉しいかぎりです。
ありがとうございました。

レッスンの中で、

Q,どんなことを続けたらいいですか?

というご質問をいただきました。
これは、普段通ってくださっている方も気になるところではないでしょうか。
(好きな動きを既にアレンジして行なっている方もいらっしゃると思いますが・・・。)

一人の質問はみんなの質問、ということで、今回は、
自宅でも簡単にできるレッスンをご紹介させていただきます。

もし一度もフェルデンクライスを受けたことがない!
という方は、一度プラクティショナー(専門の先生)にレッスンを受けてみてから行うことをお勧めいたします。

フェルデンクライス・メソッドが他のエクササイズと違うところは、
これをいつしましょうとか、何回やりましょう、とかはなく、
何をしたらいいか、どのくらいしたらいいのかを、
自分で判断できる感覚をレッスンの中で養っていける所です。

毎日、一日置き、たま〜に、
このままやってもいいし、アレンジしてもOK!!

自分と話し合いながら、進めていってみてくださいね。

また、ストレッチとは違って、筋を伸ばすのではなく、
骨格により沿って身体を動かすことで、本来の可動性を取り戻したり、
気づきの感覚を高めていくために行うので、無理に引っ張りすぎたり、限界まではやらない様にしてください。



-----△-----


①仰向け
自分の身体を感じてみましょう

次の部位で 右と左でそれぞれ違いはあるか感じてみましょう。
・かかとの重さ
・つま先の向き
・骨盤(おしり)の重さ
・肋骨の床についている所
・肩甲骨の重さ
・腕の長さ・方向
etc...


②両足を床に立てます
(足幅やかかとの骨盤への近さなど、ラクなところに調節しましょう)
両膝を好きな方から、左右に傾けていきます

動きはラクな範囲で、ゆっくりと行いましょう

・右と左ではどちらがラクに倒せますか?
・骨盤の転がり方は左右違いますか?
・左右の肩甲骨への重みはどう変化しますか?
・頭や首の後ろには何か感じますか?

・動きをしながら息を止めない様にします

可能であれば、傾けたところで止めて、一度胸に息を入れたり、一度はお腹に息を入れたり、胸とお腹を交互に膨らませます。
出来る範囲でいいので、心地よく快適にやりましょう。

ゆっくり足を真ん中に戻して、反対側でも行います。

③足を伸ばして、もう一度身体全体を感じてみましょう。

・左右差はどうなりましたか?
・最初より床と接しているところはありますか?

余裕があれば、②を足をクロスして試して違いを感じてみましょう。

----△---△-----

レシピ通りやる必要はないので、
レッスンで行った感覚を思い出して、心地良かった部分を試してみてください。

この動きにバリエーションつけることもできますし、
椅子で行える動きもあるので、またいつでもタイミング合えばいらしてくださいね〜☆

もちろん、お近くのプラクティショナーの先生にレクチャー受けてくださっても構いません。

質問などあればいつでもメールしてください。

ゆっくり休んで、また明日の感覚を楽しんでみてください。

下記に以前掲載した、呼吸のレッスンも載せておきます。
②の呼吸の部分の参考にしてみてください。

ではでは〜☆






-----------------------こちらは2016/6/25に紹介しました(少し修正しました)------------------


『ネル前 5min カンタン 体Reset!!  vol,1』
呼吸編

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・

横隔膜はリラックスした状態だと自然に下に下がりますが、
緊張状態にあると上がったままになり、呼吸も入りづらくなります。

このうごきをすることで、固まっていた緊張がとけ、

より自然な深い呼吸が可能となります。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・



☆ポイント☆
・きもちよく・がんばらない・ゆっくりと

・動作の間には適宜お休みを取ってください


①横隔膜を感じてみます

息を吸うと→下がる
吐くと→上がる

※横隔膜=おなかと胸の間にあるドーム状の膜
(胸骨の一番下に優しく指先を当てると分かりやすいです)

-休-

②胸を膨らませます

前後、左右に広がりを感じますか?
中から広がりを感じますか?それとも枠組み自体が広がっていきますか?
どんなイメージがやり易いでしょうか?

-休-

③お腹を膨らませます

恥骨や仙骨の先など、どこまで呼吸は広がっていきますか?

-休-


④一度は胸を、一度はお腹を、交互に膨らます

横隔膜はどんな風に動いていますか?
息を溜めたまま上下に動かすか、呼吸は呼吸でしていて枠組みを動かす(体の動作を先行させる)か、どちらがやり易いでしょうか?


数回上下させたら、お休みを取ります。

最初の呼吸との違いを感じてみてください。
息の入りやすさは最初と何か違いますか?
床と体の接触はどうでしょうか?

ゆっくりお休みください〜☆


2017年10月6日金曜日

奥深き”ムダな時間”


レッスンを受けるときには、
人生においての全て必要なことはやり終えたと思ってしなさい

面倒見る人もいないし、
全てやり終えた

今はあなたの 愉しむ時間だ
無駄な時間を過ごしていると思ってやってみて


by モーシェ・フェルデンクライス




 
無理に何かを達成しようとしていない時こそ、
うまくいくこともあったり。

肩の力を抜いて自然体で☆

本当に楽しかった経験は、自然と記憶に残っていく。






2017年9月29日金曜日

成長の鍵☆

こんにちは。
京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

今朝自宅にて感動的な出来事が起こりました。


植物親子の久しぶりの再会が果たされたのです!!

こちらの小さな鉢植えの植物は、その昔枝先を切った時になんだか捨てられなくて、
水差しにして観察していたものです。

根が出て来たので、鉢植えにしたところ、元気に育ちはじめました。


before
(2017/6/19)

しかし、この後、急に元気がなくなり、水をあげても、外に出してもぐったりと様子が変わらなくて、
もし最後を迎えるのならば、外の方が植物としても本望だろうと、
自然に任せることにしたのです。

すると...


after
(2017/9/29)

ちょっと見ないうちに、こんなに元気になっていました!!
新しい双葉まで生き生きと。
本当にびっくりしました。

逆にお母さんの方は、外が苦手らしく、家の中のが生き生きとしています。
親子でもタイプが違うのは植物も人間も同じ?!

いつも丁寧に手をかけることだけが、優しさや愛ではなく、
時には放置する=自然の力に任せる
ことが本来の能力の発揮にもつながるのかなと感じました。

もちろん、少し元気が出て来たところで、水を与えるサポートをするなど、
どこで手を差し伸べるのか、変化に気付くことも重要なポイントになりますが…。


レッスンをする上でも大切にしたいことの一つです。

2017年9月22日金曜日

子供の運動発達を学びに

〜子供達のより良い「育ち」の為に、 フェルデンクライス メソッドはどのように貢献できるか?〜

を学びに、週末は東京に出かけてきます。

今年のはじめに、初めて子供へのFIを学び、そこから自分自身もお子さんとレッスンする機会をいただき、保育士の方から現状を聞いたり、実際に見学に行かせてもらったり、
フェルデンクライス・メソッドがどの様に「育ち」に関われるのかをより考える様になりました。

------------------------------------------<今回のテーマ>-------------------------------------------
近年、脳科学の進歩が目覚ましい中、運動をめぐる研究も新たな段階に入ってきています。私達フェルデンクライスメソッドプラクティショナーは、4年間のトレーニングを通して「動くことの意味」を学び、この素晴らしいメソッドをどの様に社会に還元していくかを具体化する必要を感じています。 現日本の「少子高齢」社会がさらに加速し、近い将来には、国の財源も底をつくことが危惧されています。国⺠一人ひとりが、「動くことの意味」を様々な角度から問われる段階に来ています。これらのことを踏まえて私達フェルデンクライスメソッドプラクティショナーとしてできることを見極め実践していくために、課題別のアドバンストレーニングを行っていくこととしました。 フェルデンクライス・メソッドをどの様に社会に還元するかを考え、今回は子どもたちの「育ち」を支援するという大きなテーマから運動発達面においてフェルデンクライス・メソッドがどの様に関われるかを共に学び合う場にしたいと思います。 (フェルデンクライスメソッドアシスタントトレーナー 湊真里先生より) --------------------------------------------------------------------------------------------
実際にお子さんやご両親にもご参加いただき、体験を通しながら学びをお互いに深め合ってきます。
帰京後は、レッスンを通して学びを伝えられたらなと思っています。


お楽しみに☆



2017年9月18日月曜日

秋の京都探索〜桂離宮へ〜

こんにちは。
京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

先日、ずっと行ってみたかった桂離宮へ行ってきました!

こちらは予約制なのでなかなか行けなかったのですが、
友達とのタイミングも合って、やっと実現しました。

当日は、台風が来るかもしれないということで、
残念ながら、お部屋の中を見ることができなかったのですが、
素敵なお庭をゆっくり周ることができました。


こちらの道は、先に続く扉への景色を楽しめるように、
わざと道幅を遠くに行くほど狭くしているそうです。



ほんのり、紅葉も始まっていました。



お庭に着くまでには、わざと全部が見えないように、松を植えたり、
お待ちいただくスペースのお手洗いは、実際に使用するというよりは、
綺麗に整えられて用意されていることで、
お客様への気配りをアピールするためにあったりと、
ハイレベルなおもてなしを堪能させてもらいました。


こちらのお庭を眺めながら、
料理が作れる調理場もありました。

人をおもてなしするということは、
自分も心地よい中で最大限に能力を発揮できてこそ生まれて来るものなのだなと感じました。


石の種類や配置にもこだわりを感じました。


四季の移り変わりを感じながら、こだわり抜かれた空間で過ごすひととき。

感性が高まり、日々の生活に戻った時も、新しい感覚で過ごせる。

豊かな人生と豊かな庭は繋がるものがあるのかなと感じました。


ゆったりフェルデンを楽しんで、お庭を歩いて帰る・・・なんてのも素敵ですね^^♡
いつかこんな別荘を持てたら・・なんて夢を抱きつつ、いつもの日常に戻るのでした。

基本予約制ですが、当日席が空いていれば、時間制で入場できる様でした。
まだ行ったことない方は是非一度訪れて体感してみてくださいね。

詳しくは
こちらをどうぞ

see you〜☆