2016年5月30日月曜日

空想教室 〜lesson of imagination〜

おはようございます^^
京都で活動している、フェルデンクライスプラクティショナーのアカリです☆

レッスンを教えることだけではなく、わたし自身がフェルデンクライスを活かし、
人生を楽しみながら暮らしています。

日々過ごす中で、「あ〜これ"フェルデンクライス"に共通する〜!!」とよく興奮することがあります。

今日はそんな中の一つ、とても感動した本のお話を。


『空想教室 〜lesson of imagination〜』
植松努


TEDのスピーチも話題になったそうで、こちらも合わせてみました。
涙腺緩いので、終わった後は涙していました。

わたしがフェルデンクライスと共感したのが、子供にロケット作りを体験してもらうときに、その”作り方は教えない”というところです。

すると、子供たちは”自分の力で考えながら”ロケットを完成させていくのだそうです。


答えを教えた方がそれは早く済みます。
でもその『過程』を大切にすること。
その経験や体験が人を成長させていきます。


フェルデンクライスのレッスンでも、先生が動作(答え)を見せず、またその完成(最終的な動きの形など)を教えずに、生徒さん自ら動きを探索してもらいます。

レッスン後の身体の変化を自分で感じ、自分の生活に持ち帰りその違いを感じることで自分への”自信”が生まれていきます。

そしてその”自信””優しさ”にさえ変化していくのです。

植松さんは教えてくれます。

すべての人に『可能性がある』。
私たち”ひとりひとり”が、人類の歴史を変えるような”すごい人たち”なのです。



はじめたときは「ひとり」です。




でもその『ひとりが歴史を変えていく』のです。



フェルデンクライスを通してもう一度あなたの夢を思い出してみませんか?

身体の中の小さな変化は、あなたの中の”可能性”を引き出す第一歩なのです^^

まずは問い合わせをして第一歩を踏み出そう!
その後はお任せあれ☆
皆様個人個人にあったレッスンを、自信を持ってご提供させていただきます^^

他府県の方も京都に遊びがてら、ぜひいらしてくださいね〜♩


2016年5月21日土曜日

初英語レッスン⭐︎

こんばんは。
京都でフェルデンクライスをしている、アカリです。

本日は初めて英語でのレッスンを行いました。

合気道をされているお客様のお友達で、ニューカレドニアの方だそう。

来た時は身体が緊張していたけど、終わったあとは身体が柔らかくなったとの感想いただきました。
レッスン中にいかに普段身体に力を入れているかを感じることができたそうです。

なんと彼はニューカレドニアでは船で生活していたそうで。

レッスン中も船に乗っているような感覚で面白かったそう。
(今日は左右に転がるレッスンをしました。)

まだまだ夢がたくさんあると目を輝かせながら話してくれたのが印象的でした⭐︎

実際に、来た時は身体が硬い印象でしたが、終わった後は繋がりがより繊細で胸や肩が柔らかくなっていました。

より身体の動きの自由度を探求したいと、通い始めてくれたお客様も、
今日は股関節が柔らかくなったとの感想いただきました。

ご縁とわたしの拙い英語レッスンを最後まで受けてくれたことにも感謝です〜!!
英語はやはり日本語より表現が難しいです〜。

普段英語でレッスンは受けてるんですが、話すとなるとまた全然違いました・・・。
また少しづつ上達できるよう練習します〜

ありがとうございました!

(写真はレッスン前の、一緒に参加した旦那さんの風景・・・)
レッスン中や終わった後ってなかなか、写真撮れないですね〜。
集中して忘れてしまう・・
いつかレッスン風景もお届けいたしますね〜^^
お楽しみに♩

2016年5月13日金曜日

フェルデンクライスで”健康”と”キレイ”を実現!!


新しいアプローチで”健康”と”キレイ”を実現するフェルデンクライスメソッド


自分に合った心地よい動きを見つけることで得られる脳の”気づき”。
それは、健康、美しさ、そしてよりよい毎日への近道です。


『フェルデンクライス協会理事 日本ゲシュタルト療法学会理事長 百武正嗣先生のインタビュー』

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心理療法とフェルデンクライスはすごく似ています。
アプローチの仕方が違うだけで、やっていることは全く同じです。

心理療法では心の問題を聞いていきます。
一方フェルデンクライスは、心の問題に直接触れるわけではないですが、
体の動きを通して緊張をほぐし、心にも働きかける。

「体の筋緊張と心の緊張は、実は一つなのです。」

直接心の問題に触れることなく、動きを通して自分自身でその問題と向き合い、気付いていくため、誰でも安心して行えるのも魅力です。

フェルデンクライスメソッドは一見すると体操やボディーワークのように見えるかもしれません。
でもそうではないのです。
一番違うところは「学ぶ」ことを学んでいく、というところ。

赤ちゃんを思い出してください。
赤ちゃんは、人間の脳の神経が一番発達する時期で、興味のあることには自分で積極的に近づいたり、触れたり、時に痛い思いもしながら自分の体の扱い方を学んでいきます。
それが脳の神経の発達にも結びつきます。

これこそ、フェルデンクライスメソッドの原理です。

大人になると、このような学び方を忘れてしまいます。
自分の体を、自分の心や脳のために使うのではなく、会社のため、家族のため、誰かの期待に沿うため、社会が望む態度や行動のために使います。
すると自分の本来の動きを忘れてしまうのです。

そこをもう一度自由に表現できる体に戻してあげる
これがフェルデンクライスメソッドのやり方なのです。

心の問題を解決したい方、自分自身と向き合いたい方にも、大きな助けになるでしょう。
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『歯科医師 かとうかずこ先生 インタビュー
(ブログでもフェルデンクライスを紹介してくださっています。

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”キレイも健康も噛み合わせから”

”噛み合わせ”は実は体のさまざまな部分に影響を与えることをご存知ですか?
頭痛や腰痛、顔のゆがみなどにつながることがあります。
人間の体はすべてつながっており、それだけ繊細にできているのです。

そして噛み合わせの悪化は長年の生活習慣や姿勢が原因になってることが多いのですが、
その姿勢や生活習慣を改善するのに、フェルデンクライスメソッドはとても効果的です。

フェルデンクライスをはじめてから、今まで気づかなかった診察中の不自然な姿勢に気づけるようになり、疲れにくくなりました。
また、普段の生活の中の長年の習慣にも気づけるようになり、
姿勢や足の出し方、指の動かし方から、声の出し方まで変化を実感しました。

また、患者さんの治療にも役立っています。
根本的に治すには、クリニックに来てもらうだけでは不十分。
そこでフェルデンクライスメソッドを紹介すると、気になっていた症状が良くなったりと効果を実感されています。

私自身、そして患者さんにとっても素晴らしいメソッドに出会えました。
身体的にも、精神的にも大きなプラスになるメソッドです。

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その他にもメゾソプラノの歌い手、身体調整体操指導者、ピアニスト、健康運動指導士の方など、各方面でフェルデンクライスの”動きを通した脳の気づき”により、自身の体調の改善はもちろん、仕事における技術の向上、指導法の改善を実感されています。

物事の捉え方や、自分が変わることで人に対する接し方も変わるという精神面の変化から、
「自分にはまだまだ向上していける可能性があり、これからもずっと成長していけることに喜びを感じる」
ことのできるメソッドです。


※記事は横浜のフリーペーパー「あとろこ 横浜」に掲載されています


2016年5月6日金曜日

今日はモーシェのお誕生日☆

こんばんは☆
京都でフェルデンクライスをしているアカリです。

今日、5月6日はフェルデンクライスメソッドの創始者モーシェフェルデンクライス博士のお誕生日です。


それにちなんで、まだお話しできてなかったモーシェの逸話をご紹介します^^
(以前までの記事はこちらをどうぞ→モーシェフェルデンクライスについて


ヨーロッパ初の黒帯の保持者であったモーシェ。
日本で柔道の父とも呼ばれる嘉納治五郎さんとの親交もありました。
 小さい頃見ていたYAWARA!のおじいちゃんのじごろうさんのモデルとも言われてるスゴイお方ですね。


そして、これが若い頃のモーシェ。
イケメンです!

紛争地域のパレスチナに暮らし、自分の身を守るために柔術を身につけていました。
実際に殺されてしまった仲間も多かったそう。
柔術を習っている人より、何も習っていない人のが生き延びることも。
「向かって行くより」「逃げる」方が勝ったのです。
なんとも奥深いことなんですが、「やろう」と思ってしたことより、
何も考えずに「した」ことのが上手くいった経験ってありませんか?
それが生死を分けるとなると皮肉なものですが・・。
こんな人間の初動も基となりフェルデンクライス・メソッドは作られていきます。

無意識にしている「学習」の『仕方を学ぶ』ことを教えはじめたのです。

そして、1962年10月にこんな写真が”TIMES誌”に掲載されました!!



こちらはモーシェではなく、イスラエルの初代首相”ベングリオン”さんです。
普通に考えて、首相が浜辺で三点倒立しないですよね。

当時、建国のことに力を注ぎ自分の健康に関して目を向けていなかったベングリオンさん。
体の調子を崩していたところに、モーシェへの依頼がきました。
この三点倒立はそのレッスンの『成果』です。
がんばってやったんではなく、自然と「できちゃった」んですね。

当時76歳。レッスンを受ける前は立ったり歩いたりするのも困難だったそうで驚きです。

この「三点倒立」までのプロセスは、モーシェがアムハーストで開催したコースでもレッスンされています。
約235名が真剣に自分と向き合っていったわけです。
もちろんレッスンでは三点倒立をすることが目標ではなく、そこに抱く「恐れ」や「不安」をどう取り払うか、動きを通して学んでいきます。
誰も最後に三点倒立になるなんて途中まで予想していなかったそう。

実はこの動き、わたしもコースの中でやりました。
わたしは三点倒立まではできなかったんですが、不思議なことに首や他の体が楽になっていったのを覚えています。
またチャレンジしてみたいな〜。

他にも奇跡的なFIで人々に喜びと新たな好奇心を与え続けたモーシェ。
当時のFIの映像をみても、そのレッスンのバリエーションの多さ、生徒との関わり方はとても勉強になります。

コースに通い始めたときは、自分の体の変化に感動しながらも、
これを人に伝える難しさも同時に実感し、投げ出しそうになるときもありました。
理論と自分の生活とのギャップに悩むときもありました。
それでもできないと諦めていたことが、自分のものになっていく体験がわたしを勇気づけてくれました。

理解するのに時間がかかった分、そんな人の気持ちも考えた教え方ができる。
それがわたしの強みでもあるのかな。
まだまだ学び続けていきます!!

Thank you moshe~‼︎

Happy Happy Birthday~♡



「あなたの中の本当の弱さをみつけて、それに負けてしまいなさい。
そこにあなたの才能をいかす道があります。
ほとんどの人はそれを克服しようとしたり、隠そうとすることに人生を費やしてしまう。
自らの弱さを受け入れ、自身を分裂させない人、そんな人は非常に稀です。
でもどんな世代にもそんな人は少しはいます。
そして彼らはその世代を導くのです。」
−by Moshe Feldenkrais-